将棋棋士 田丸昇の と金 横歩き

2016年10月14日 (金)

三浦九段のスマホ不正使用疑惑の余波で、田丸の竜王戦の対局が読売に掲載

新聞やテレビの報道でご承知のように、将棋界に大激震が起きました。

将棋ソフトの棋力の飛躍的な進化によって、現代では多くのプロ棋士がソフトを使用して将棋の研究に取り組んでいます。最善手や形勢判断、詰みの有無など、棋士でも参考にしているのが実情です。

棋士が対局中にスマートフォンなどの電子機器を使用し、ソフトで前記のことを検索するのはもちろん禁止されています。ところが不正行為が疑われるようなことがあった、という指摘が一部の棋士から出ていたそうです。

将棋連盟の常務会(旧理事会)はその防止策として、「対局中は電子機器をロッカーに預ける」「対局中は外出できない」などの規定を決定し、12月14日から施行すると10月上旬に発表しました。その矢先に浮上したのが三浦弘行九段のスマホ不正使用疑惑でした。

常務会は、三浦九段が今年の夏以降に「対局中にやたらと席を立つことがあり、時には10数分も離席していた」という対戦相手の数人の棋士からの指摘を受けて、10月11日にスマホ不正使用疑惑について本人から聞き取り調査をしました。

三浦九段は「席を立ったのは別室で休んでいただけ」と不正を否定しました。しかし「疑念を持たれたままでは対局をできない。休場したい」と話したそうです。

常務会はその翌日、三浦九段を12月31日まで公式戦の出場停止処分にすると決定しました。10月15日から始まる竜王戦7番勝負(渡辺明竜王―三浦九段)では、挑戦者を三浦九段から丸山忠久九段に変更しました。

私はメディアが伝えることしか知らないので、その件について論評することは今は控えます。ただ三浦九段の名誉と棋士生命に関わる重大なことを、常務会がわずか1日で決定したことについては疑問に感じています。結果的に将棋界と棋士のイメージが悪くなりました。今後は真相の究明が大事だと思います。

竜王戦を主催する読売新聞社は、挑戦者決定戦3番勝負(丸山九段―三浦九段)の観戦記の掲載を見合わせました。そして私こと田丸昇九段と近藤誠也四段の竜王戦の対局を、10月14日から掲載(8譜)することにしたのです。竜王戦7番勝負が開幕する時期に、6組昇級者決定戦の対局が掲載されるのはもちろん異例のことです。

スマホ不正使用疑惑の問題の余波が、私にも及ぶとは驚きでした。

読売新聞の記者が書いたその観戦記の第1譜には、「負けたら即引退、という棋士人生がかかった一番だ」「本局も、玉の囲いは最小限にとどめて攻める姿勢だ」という一節が載っています。

読売新聞の観戦記に私の将棋が掲載されるのは26年ぶりです(3組ランキング戦・準決勝の対局)。引退間際の良い記念になりました。

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対局」カテゴリの記事

コメント

三浦九段が無実であることを祈ります

投稿: 山椒魚 | 2016年10月14日 (金) 14時55分

スマホ不正使用疑惑の問題は残念ですね。確かにいいソフトはありますので考えなくていいという利点はあるのでしょうが?トップレベルの棋士に対しての処分にしては考えがなさすぎです。疑惑騒ぎと休場届の遅滞についての処分だそうですが、竜王戦のタイトル挑戦試合直前はなにやらきなくさいですね。休場したい..じゃ届を出せ..遅い、では出場停止!プライド丸つぶれでした。谷川さん、島さんどうしたの?ところで渡辺さんが最初噂になっていたはずですが?なにもコメントなしでそのまま。私は佐藤名人の指し手もソフトぽかった名人戦だったような?先生のいわれるように棋士もソフトで猛勉強されているのだなと思いました。疑うときりがありません。そもそもが棋士がソフトに敗けているようでは仕方ないのでしょうね。皆さんは羽生さんが電王戦でソフトを負かすのを心待ちにしているのでしょうが?どうでしょう?勝ち抜いてソフトと対戦しなくては始まりません。五分五分でしょうか。さて反って、スマホ不正使用疑惑は12月から会則を改めるでしたので、今は従来どうり外出、休憩、食事など自由なはずです。もしかして2か月は監視期間だったのだろうかという疑念も考えられます。でも、実施前であり、トップ棋士であるのだから疑惑で騒がれている、厳重に注意します。位が妥当だった気がします。休場は翻意させタイトル戦に集中させるべきではなかったでしょうか。とにかく、カンニングは無いとはいえないが、それは棋士以前のことになります。疑惑は残念です。

投稿: 千葉霞 | 2016年10月14日 (金) 16時00分

今朝、朝刊で新聞を読んでいましたら先日の田丸先生と近藤先生の棋譜が載っていて驚きましたがとても嬉しかったです!毎朝楽しみになりました!
余波といえ、楽しみに毎朝拝見させていただきます!

私は今回のこの騒動驚きました。竜王戦が差し迫った中で対応せざるを得なかったのでしょうが、処分を下すにも期間があまりにも短すぎると思いましたし、情報が少なすぎてただただ困惑するばかりですので口を結び
きちんとした説明がなされるまで事の顛末を見守りたいと思います。

明日から開催される竜王戦、田丸先生の棋譜楽しみです!

投稿: n | 2016年10月14日 (金) 19時01分

渡辺竜王も丸山九段も可哀想すぎる(特に急遽出場が決まった丸山九段は本当に可哀想)が、両者は己の将棋にプライドを懸けるトップ棋士である。その両者にはトッププロのプライドと意地を見せてもらいたい。人類最高峰の戦いである竜王戦七番勝負でアツい戦いを期待したい。我々ファンは今は只、渡辺・丸山両名による熱戦を純粋に楽しむのみだ。

此処からは個人的なお願い。2011年・2012年のような角換わりシリーズは、出来れば勘弁願いたい(笑)

投稿: ニセ竜王 | 2016年10月14日 (金) 20時09分

これだけネットが発達した昨今でも、やはりプロ棋士として新聞に自分の棋譜が掲載されるのは嬉しいですよね。どんな理由があるにせよ良かった。

それにしても今日から急遽田丸先生の棋譜が掲載されたのは読売新聞の絶妙手でした。流石はダテに最高棋戦を主催してるだけの事はある(笑)巨人は残念だったと思うが、竜王戦を盛り上げて頂きたい。

投稿: ニセ竜王 | 2016年10月14日 (金) 20時16分

出場停止はソフト使用疑惑ではなくあくまで休場の意思表明をしたのに形式上届けを出さなかったからやむを得ず停止にした、ということらしいのですが世間にはソフトを使用したから休場処分というように取られてしまうような感じで連盟の疑問手といわざるをえません。
三浦九段の休場意思がどれほど明確な表明だったかは不明ですが「休場したい」という口頭だけの表明では受理は難しかったのでしょうか。
ワイドショーでは三浦九段が離席する映像まで流され将棋ファンとしては忸怩たる思いです。
なんとかスッキリ決着をつけてほしいものです

投稿: こうめい | 2016年10月15日 (土) 00時22分

田丸先生が若手精鋭の近藤四段に勝たれたという前回の記事がとても嬉しく、投稿しようと思いましたができずにいました。
今回、現在将棋界を揺るがせている問題にタイムリーに記事を書かれていることと、先生の棋譜が新聞に載っているということがやはり嬉しく、投稿させていたくことにしました。読売新聞は14日は買うことができませんでしたが(日付が変わってから知りましたので)、15日以降購入しようと考えています。
三浦九段のスマホ不正使用疑惑問題につきましては、現在(将来もでしょうか)真相を知りようもなく、モヤモヤするばかりです。いち将棋ファンからみますと、そのようなこと(不正)はないじゃないかと、普通思うのですが。

投稿: 地蔵流2 | 2016年10月15日 (土) 02時28分

連盟としてはむしろ「グレー」にしておきたいんでしょうね。
もし仮に黒だったとして、それを明らかにした場合どうなるでしょう?
マスコミなどに有る事無い事騒がれて、追い詰められた三浦さんは引退ということになりかねません。
当然連盟や読売などにも傷がつくことになり誰にとっても後味の悪い結末にしかならないでしょう。
あるいは白だったとしても昨今の状況で複数の棋士からスマホ利用しているなどの疑惑が起こるほどの行動をしていたのなら三浦さんにも非はあるでしょうし(個人的には黒だと思っていますが)
もちろん連盟としてもこれから疑惑が起こらないような環境作りをしないといけないでしょうね。

投稿: さいはて | 2016年10月15日 (土) 06時38分

遅くても来週中にはファンへ向けた公式会見をするよう連盟に働きかけていただけませんか。真相の究明には時間がかかるでしょうが、今回の決定の経緯など説明すべきことはいくらでもあるのではないでしょうか。断片的な情報だけでうやむやにできると思っているのでしょうか。

投稿: 田中智之 | 2016年10月15日 (土) 08時58分

田丸先生の棋譜が載るとのことで早速コンビニで読売新聞を購入してきました。
アンチ巨人の私は読売を買うことなどありえないのですが1週間購入いたします。
あらためて棋譜を見るに本日の指了図の▲4七金に驚いてしまいました。
見れば見るほどすごい手です。
少なくとも引退間近の棋士が差す手ではありません。
痛快な結末(勝敗)はわかってはいるのですが明日からの展開が楽しみです。
あと弟弟子の丸山さんにも頑張っていただきたいです。

投稿: こうめい | 2016年10月15日 (土) 12時54分

千葉霞さんはソフトの事はあまりご存知じゃないようですネ。先日行われた「第4回将棋電王トーナメント」これは将棋コンピュータソフトの最強を決める大会です。正直に言ってぶっ飛ぶ強さでした。
私も去年の叡王戦では山崎さんとを応援しましたが、もう人間が勝つ可能性は1%も無いと思います。
貴殿のコメントには私も同意見ですがソウトに関する認識が残念です。
最後に、私は三浦先生が不正をしたとは信じられません。

投稿: 羽生浩二 | 2016年10月15日 (土) 16時51分

田丸先生の竜王戦・近藤誠也四段戦の棋譜が読売新聞に掲載されたとのこと、
早速図書館にて昨日及び本日の新聞を閲覧いたしました。

棋譜自体は既に携帯中継で拝見しておりましたが、
それとはまた異なる臨場感に満ちた、味わい深い文章でした。

勝ち負けに一喜一憂するだけではなく、
勝利までの過程を局面や活字で追っていけるのが、将棋を観る魅力です。

田丸昇・獅子丸・ロン毛丸・ライオン丸先生のおかげさまで、
火曜日までは、私の新聞を読む楽しみが増えそうです。

門倉四段・竹内四段の対局も、心より楽しみにお待ち申し上げております。

投稿: 柳 | 2016年10月15日 (土) 18時02分

田丸さんのおっしゃるように、不正疑惑が持ち上がっただけで、たった1日で出場停止処分を喰らわせることはあまりよくありません。

これでは「三浦九段が不正を行っています」と日本将棋連盟が勝手に決めつけているようなものであり、とばっちりを受けた三浦九段は日本将棋連盟の谷川浩司会長を提訴しかねませんよ!

投稿: 強竜・竜魂 | 2016年10月15日 (土) 21時09分

ソフト使用疑惑?スマホ向けソフトで今回問題とされる程の力のあるものはないとする声が大きい。いやあるとする方は少ないですね。タブレットですとPC並に活用できるから分かりませんが、千葉さんはスマホでは可能性が少ないと思われているのかも知れません。実際、スマホ用は入手困難らしいです。作っていないのではないかと思われるくらいです。TVインタビューでどこやらの先生が「ある」と断言されていました。さてどうでしょう?ITのプロの方いましたら教えてください。九段がカンニングをやりますか?余程ソフト中毒になったりしない限りソフトには頼らないでしょう。5人の棋士から密告があったらしいです。現場押さえたんだろうか?外出、食事、休憩はまだ自由なはず!連盟の監査担当の説明待ちでしょうか。ヤリキレナイデス。

投稿: 田舎棋士 | 2016年10月16日 (日) 17時23分

ITのプロとして発言します。結論から申しますと、三浦さんは
1億%白です。誰もきずいていない決定的白と証明できるものを
発見しました。

投稿: オンラインブログ検定 | 2016年10月17日 (月) 03時02分

今回の事件を大きくしているのは将棋連盟の情報公開の不十分さではないでしょうか。
公開されている嫌疑の理由は
・不自然な離席が多い。
・ソフトとの一致率が高い
の2点です。
しかしどちらの理由も黒と認定するには余りにも不十分です。
通常でしたら7月に対戦棋士からクレームが付いた時点で
「疑いを持たれる行動は慎むように」
と口頭注意すれば済む問題でしょう。
にもかかわらず出場停止の強制処分。
さらに一部棋士から
「一億%クロ」
発言が出るなど、クロと確信している棋士が少なからずいる事。
これらの矛盾を我々ファンはどう理解すれば良いのでしょうか。
島朗九段は朝日新聞の報道では
> 「材料を十分準備して臨んだ。ここでは多くを語れない」と話し、離席の多さ以外に不正が疑われる内容を把握していることを示唆した。
との事です。
何か協会が隠している重大な事実があるのでしょうか。
将棋連盟は公益法人です。
このような処分を下したならその理由を隠さず公開する義務があるのではないでしょうか。

投稿: KAZ | 2016年10月17日 (月) 14時08分

二回目のコメです
KAZさんのおしゃる通りだと思います。私はコメントはあまりしませんが今回は書きまくってます。テレビ等のマスメディアも面白可笑しく三浦さんの不正を匂わしってます。こんな曖昧な状況証拠で並みの棋士より努力してきた三浦さんの将棋人生を終わらせていいのか(激怒)
貴殿の言われるよう「疑いを持たれる行動は慎むように」と口頭注意すれば済んでることですよ
こんな事して誰が得するんじゃ!

投稿: 羽生浩二 | 2016年10月17日 (月) 16時43分

バカげた言いがかりだと思うんですが
三浦九段は将棋以外、趣味も興味もないという人ですよ、イメージですけど
これまでの実績からトップ棋士であることは間違いありません
スマホなんか見るより三浦九段が考えたほうが早いし強いに決まってます
人から聞いた話で一億%クロとか拙速と言わざるを得ませんね

投稿: 日本海 | 2016年10月17日 (月) 21時40分

プロ棋界は 狭い世界ですから年齢の近い棋士同士ならば子供の頃からの付き合いですし、奨励会時代や練習も含めれば何十局、何百局も指すでしょうし、多くの棋士が三浦九段の公式戦の棋譜は研究されてるでしょう。
つまり、棋風や対局中の行動、性格まで熟知している棋士仲間が明らかにおかしいと感じて、しかも数人の棋士から疑惑を持たれたということは恐らくクロでしょう。不正疑惑を訴えた棋 士達も具体的にどのソフトを使ったか、一致率等も調べた上で確信を持ったのでしょうから。
三浦九段が無実だと言い張るならば、通信履歴を携帯会社から取り寄せて、過去半年分の対局日のものを提出したらいいのです。
もちろんオフラインで使えるアプリもあるので、それだけでは無実の証明にはなりませんが

投稿: 一歩千金 | 2016年10月19日 (水) 19時31分

一将棋ファンとしてやはり知りたいのは、渡辺竜王が同席して行なわれた常務会で、三浦九段と他の人々との間にどういうやりとりがあったか、ということです。聞くところによると、少し前に久保九段がすごい手で三浦九段に負かされており、また渡辺竜王自身、直前に行なわれたA級順位戦の対局ですごい攻め方で三浦九段に負かされたようであり、そのあたりの感触(人間業ではない、といったような)が話に出たのではないかと想像するのですが。三浦九段が「疑念を持たれたままでは対局できない。休場したい」と言うに至るまでには、相当突っ込んだやりとりがあったのではないかと思われてなりません。

そしてもう1点、今回の報道によれば、休場届を出すにせよ出さないにせよ、どちらの場合でも、連盟の方針のゆえに三浦九段が竜王戦に出場できないことは確定していたと言わざるをえません。なぜそういうことになったのか。「このままでは対局はできない」と言ったのは三浦九段だけではなかったのではないか、と想像してしまいます。

といってももちろん、これらは全くの想像であり、やはり、要らぬ想像が飛び交うような状況が放置されるよりもむしろ、もっと納得の行く仕方で将棋連盟から、及び三浦九段から、説明があることのほうがずっと望ましいと考えます。

投稿: vox_populi | 2016年10月19日 (水) 20時39分

いや!将棋界も大変なことになりました。本日の朝刊紙の週刊誌見出し広告ではあたかも渡辺竜王、羽生三冠が不正を証言されたように活字が躍っていました。週刊誌は話1%というところでしょうが真相はどうなのでしょうか。ITのプロ氏は「白」とのご判断でした(前記)。見出し広告には遠隔操作を教えたのは私?とかいう意味深な項もありました。自宅PCと手元のスマホとの連携を指すのでしょうか?羽生さんならいいが、他の人が指すとマジックと言われず「不正」なのか?やはりカンニングだったのか?島さんは確信を言わなくては駄目だったのではないでしょうか。今花形棋士をいきなり黒扱いするには証拠が欲しかったですね。あのバトミントンの選手の賭博騒ぎを思い出しました。世界トップレベルの選手を潰したのですから「証拠ありき」でした。三浦さん提訴するとどうなるのでしょうか?連盟が敗けないという「何か」があるのでしょう。ソフトはやめるべきでした。金ずるとはいえ叡王戦まで作ってPCソフトとする必要はなかったです。夢がなさすぎます。人智が勝負師の魅力です。

投稿: 東京散歩人 | 2016年10月20日 (木) 15時14分

将棋界に衝撃的なニュースが流れて、かなり久しぶりに田丸先生のブログを見に来ました。
普段は日経新聞を読んでいますが、先日の加藤一二三九段と藤井四段の対談を読もうと読売新聞を読むと、田丸先生の棋譜が出ていてビックリしました。なるほど、そこにはソフト不正使用疑惑が絡んでいるのですね。納得しました。

本日発売の週刊文春と週刊新潮のソフト不正使用疑惑の記事を読みました。
特に週刊文春には、三枚堂四段に三浦九段がスマホでパソコン将棋ソフトを遠隔操作する方法を聞かれて、三浦九段に教えたと書かれていました。
また連盟職員が三浦九段の自宅に行った際に、パソコンは押収することが出来たが、スマホの提出は三浦九段が拒否した旨が書かれていました。
(その後スマホのスクリーンショット画像などを連盟に提出したようですが…)
三浦九段の不正疑惑は、文春や新潮だけでなくいくつかの新聞社も内定調査をしていたようですね。

10年20年と三浦九段と指しているプロ棋士ならば、相手の考慮中ではなく自分の手番で席を立つなどの違和感、今までと違う指し手の違和感など、今までの指し方との違いを感じるものは対戦相手の棋士にはあったようです。

ソフトの指し手との一致率も60%位がトップ棋士として標準的のようですが、指摘されている対局に関しては三浦九段は93%と異常に高かったようです。
従って多くの棋士が黒に感じたり、黒に近いグレーと感じているのでしょう。

しかし羽生三冠が発したコメントのように、「疑わしきは罰せず」なのでしょうか。
後からスマホのスクリーンショット画像を提出しても、アンインストールした後ならば意味はないですし、三浦九段は疑念を晴らす努力(スマホの提出など)をするべきだったと感じています。

2日制のタイトル戦や、日常の対局でも席を頻繁に立つ棋士もいますので、私のような素人が考えても、「このような不正が起こり得るのでは?」と考えていました。
後味が悪いので連盟はもう少し早めに規制をして欲しかったです。

投稿: ヨッシー | 2016年10月20日 (木) 21時47分

トッププロが「ソフト疑惑」について証言したとされています。羽生さん、渡辺さんですよ、証言したのは?余程のことだったのでしょう?九段がまさか!という方が多いです。まさかですよ。クロに近い灰色とまでいわれたようです。ソフトで練習しているから手が同じになるのも当然と思っていましたが、今指された手に対してソフトの手が指されたということらしいですね。ファンも渡辺さんも過去にさかのぼって検証したらしいです。誰やら羽生マジック(驚きの、不思議な手)を例にあげましたが、まさにソフトしか考えないようなかなり先を見た手を最善手として三浦さんは指し手いたのだろうと思われます。「おかしい」とはなるのでしょう?三浦さんもソフトの強さを知ってから研究相手としてのめり込んだのでしょうか?そして頼ってしまった?信じがたいです。でも現実的には疑わしい?なのでしょう。否定してもどう証拠立てするかが困難です。羽生さん曰く「疑わしきは罰せず」しかないですね。肯定、否定も「藪の中」でしょう。揉めてもらいたくないですね。ソフトはソフトだけで楽しんで欲しいものです。AIですか?医療、介護から日常の中にも使われてきてはいますが、究極は戦争兵器、他国侵略などに使うのが目的でしょう。囲碁、将棋などやゲームに使わされていい実験場になっているような気もします。そんな中でのトラブルではないでしょうか。人力での囲碁、将棋が一番の魅力です。複数のPCで計算能力の進化したソフトと戦ってどうするのでしょう?佐藤九段の一億と何手読む「すごい」どころではないのです。そ以上の計算力だそうな。それこそ世界最大のスーパーコンピューターと戦う気がするでしょうか?間違えない読みといわれています。人は独断が入るので「抜け」があり、とてもかないません。学習、進化、判断もするとかいう何とかいうAIというらしいですね。将棋としては面白みがありません。佐藤名人や渡辺さんがソフトを使っている、何年も前からと私などはうたがってはいました。多分これは根拠もない間違いでしょう。ビッグな対局で戦前の予想を覆して勝を収める。それも連勝してしまう。相手はトップ棋士だ。はて、はてと以前思ったものです。今や棋界はそんな状態になりつつあるやにも聞こえてきます。これくらいでやめます。気分を害された方はただのツイッターだとお見過ごしください。

投稿: 将棋九段 | 2016年10月21日 (金) 17時18分

今回感じた違和感は将棋連盟の説明より先にメディアから詳細の情報が出てきていることです。
公益法人である将棋連盟は税制優遇を受けているだけに徹底した調査と説明責任があります。しかし密室によって処分が決まり、週刊誌によって詳細が伝わってきているのが実情です。
三浦さんの処分の理由が休場届の意思を持っていながら休場届を出さなかったということになっていますが、三浦さん本人は休場の意思はなかったと言っています。この処分のプロセスも不透明と感じます。
まずは、第三者によりPCやスマートフォンを解析し、それから処遇を決めるべきです。
これが連盟内のパワーゲームに発展しないことを祈っています。
これだけ不透明な問題に発展したわけですから、結果にかかわらず公益法人である将棋連盟の会長および理事は総退陣するのが妥当だと思います。

投稿: 駒跳 | 2016年10月23日 (日) 22時09分

ITのプロさんが田舎棋士さんに答えて「一億%白」?一億って流行りですか?何やら胡散臭い解答ですね。100%でいいのではないでしょうか?ITの世界では数字的には一億では足りないでしょう?でも100%以上はウソの始まりです。いい例が元橋本大阪市長の2万%だったか?このブログではおちゃらけはだめです。ITに疎いというご指摘も布津普通並には理解しているつもりです。ご専門領域までは分かりません。また、ここで高度な理論まで披瀝することもないのでは?これを言い出すと不正疑惑問題から大きく離れてIT、ソフト大会になってしまいそうです。焦点はものすごく強いソフトと三浦九段です。羽生3冠のコメントにつきますか。

投稿: 千葉霞 | 2016年10月24日 (月) 19時24分

えらいことになったなあ、というのが正直な感想です。ことの本質は不正行為の有無ではなく、将棋ソフトがプロ棋士をはるかにしのぐほど強くなったことです。もっとはやく手を打ったほうがよかったのですが、将棋連盟は何年もぐずぐずしていて、こんにちの騒動を招きました。

弱い者に助言を求める人はいません。コンピュータ将棋の実力が人間をしのぐようになり、その助言を受けることが実に有効になりました。人間が思いもしない素晴らしい手を教えてくれます。それほどの小型機械を金属探知機などで排除すれば、不正は防げるかもしれませんが、棋譜の質は間違いなく落ちます。勝ち負けよりもすぐれた棋譜を残すのがプロ棋士の仕事だとする見解もありましたが、その役割はもう終わったのかもしれません。

これからもコンピュータはますます小型化し、性能も高くなってゆきます。不正はどんどん容易になってゆくでしょう。それを食い止めるのは非常にむつかしい。身ぐるみ剥いで、刑務所で対局させないといけないような時代が迫ってきています。

投稿: 田舎初段 | 2016年10月24日 (月) 21時37分

どうか三浦九段への処分を撤回し
竜王戦を一からやり直してください!

一部の棋士の言い分だけで三浦九段をクロと決めつけた連盟の対応はあまりにも拙速すぎます!

投稿: 相澤欣一 | 2016年10月25日 (火) 11時24分

今回の騒動、心底驚いています。これまで持っていた「棋士」のイメージが変わってしまいかねません。
将棋が強い方(プロ・アマ問わず)は棋譜を見ると、「これは大山名人の手だな」「これは森安九段の辛抱だな」など対局者が推理できるそうです。その位棋譜には棋士の個性が表れるんですね。

今回の件、白黒は私には解るはずもありません(白を願っていますが)。
万が一いわゆるソフト指しが行われたとすれば、指し手の個性が棋譜に表れることがなくなります。カンニング?云々より将来の将棋界にとってこの事のほうが危惧されます。
「脳みそが汗をかく」という表現があったと思いますが、棋士が盤の前でウンウン唸って妙手を指す!、これこそプロの将棋の醍醐味だと思います。
今後は経緯を見守るしかないファンですが、大きな禍根を残すことなく解決されることを望んでいます。

IT全盛の時代になりましたが、今回の件升田九段、大山名人はどうコメントするでしょうか。本当に切ないです。

投稿: 見る将棋ファン | 2016年10月25日 (火) 11時38分

「休場の意思を示したのに休場届を出さなかったので出場停止」という当初の報道を聞いた時には非常に不自然に思えました。
口頭での意思表示よりも書類の提出の有無を優先するのが普通ではないでしょうか。
少なくとも書類の提出がない場合には連絡を取り、改めて意思確認をするくらいのことはするべきであり、それもなしにいきなり出場停止はあり得ません。
このことが事実であるならば、はじめから三浦九段の出場停止ありきで将棋連盟幹部が動いていたとしか思えません。

さらに悪いことに、三浦九段は休場の意思を示したことを否定しています。
三浦九段の言い分が正しければ、連盟は確固たる不正の証拠もなしに出場停処分を科したことになり大問題です。
連盟幹部が証拠を握っていないことは「休場の意思を示したのに休場届を出さなかったから出場停止」という処分内容からも明らかでしょう。証拠があるのであればそれを理由に処分するはずです。

また、渡辺竜王が「疑念がある棋士と指すつもりはない。タイトルを剥奪されても構わない」と連盟幹部に対応を迫ったとのことですが、これは渡辺竜王が竜王戦の対局相手を替えさせたとも受け取られかねないことで、この発言を明かしたのは大悪手でしょう。
これは事実であれば、対局拒否を示唆した渡辺竜王はお咎めなしで、休場の意思を示した(とされる)三浦九段に対しては出場停止処分というダブルスタンダードであり、やはり連盟幹部の対応はおかしいと言わざるを得ません。

投稿: 弥太郎 | 2016年10月25日 (火) 17時53分

昔から棋士同士の子供っぽい争いはありました。
それでも将棋を指すことが棋士の使命だったはずです。
一方、今回はタイトル保持者が挑戦者を選り好みするという、
前代未聞の大失態です。ありえません。
渡辺に疑われたら将棋を指せなくなるのです。
棋士は将棋を指してなんぼでしょう。

投稿: おこちゃま竜王 | 2016年10月25日 (火) 18時18分

長い間おつかれさまでした。

投稿: 通りすがりの将棋ファン | 2016年10月25日 (火) 20時59分

以下、書き込み先を間違えてしまったので、転記(一部修正)で失礼いたします
--
おつかれさまでした
この1年ちょっとくらいの間に大量の引退記念を作っておられたイメージなので、
すがすがしい卒業になったかと思います
先生のイメージは、B1が長かったこともあり、「順位戦の鬼」がまさにぴったりです
A級昇級は、将棋世界編集長を務めておられた時期のことだったと記憶しておりますが、今風に言えば、さしずめ二刀流での大活躍といったところでしょうか
最後になりましたが、今後の普及活動におけるいっそうのご活躍を期待しております

投稿: | 2016年10月25日 (火) 21時51分

本件は、ソフト疑惑という問題をこして、将棋連盟のありようについての
社会問題に発展してしまったと考えます

・一般社会では通常、調査結果を確認してから対策を実施する
対するに将棋連盟は、物的証拠も無いまま渡辺竜王の「疑念」を優先した

・2010年には棋士はソフトに完全に抜かれている
しかしながら将棋連盟は、数年間、対策をして来なかった

・会社等、組織に所属する者は組織の判断に従う
だが渡辺竜王は、自分の主張を通し、将棋連盟は止められず混乱を招いた

・竜王戦の当事者である渡辺竜王が、挑戦者を対局以外で追いやるのは正しくない
判断は第三者に委ねるべきでは無かったのか

・ソフト使用疑惑が発生したのであれば、全員に対し調査すべきである
現状、それが成されていない将棋連盟とは何なのか

将棋界のありようが問われている段階になっています
ちゃんとした現状分析が無いまま三浦九段の人生を滅茶苦茶にしてしまいました
W氏がバンザイするしか解決しようが無いでしょう

投稿: - | 2016年10月25日 (火) 23時11分

スマホ禁止は三浦九段がそもそもの原因

9月の棋士会で
棋士会で12月14日から
スマホ持ち込み禁止
離席はできるだけ控えるで合意

10月の対局で
離席を控えるどころか回数が多い
疑われる行動の1つとされているのに
トップ棋士が平気で合意を無視する

不正の疑惑がなくても
離席が多い棋士は気にして
行動をあらためるものではないですか?

三浦九段は不誠実と感じますし
行動でウソをついていると思います

投稿: 不正の件 | 2016年10月26日 (水) 09時01分

田丸先生、長きにわたりお疲れさまでした。失礼ですが私が印象に残っているのは塚田九段との27手の棋譜です。斬り合いを好む先生らしい結果だと思います。田丸先生の棋譜はいつも「人間」そのものでありスマホ騒動とは無縁ですから、引退の件や内容を含め大いに評価されたのだと思います。最近、社会全体が結果を求めすぎです。勝った、最善だなどだけではなく、オリジナリティーやファンを思う姿勢などにも私は惹かれますよ。最後になりますが、ありがとうございました。

投稿: | 2016年10月26日 (水) 09時06分

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