将棋棋士 田丸昇の と金 横歩き

2014年2月21日 (金)

華やかな雰囲気で行われた里見香奈女流王座の就位式

華やかな雰囲気で行われた里見香奈女流王座の就位式

華やかな雰囲気で行われた里見香奈女流王座の就位式

華やかな雰囲気で行われた里見香奈女流王座の就位式

昨年の第3期リコー杯女流王座戦で、挑戦者の里見香奈女流三冠が加藤桃子王座を3勝1敗で破り、女流王座のタイトルを初めて獲得しました。その里見女流女流王座の就位式が2月6日、東京・四谷のホテルニューオータニで行われました。

写真・上は、就位状を披露する里見女流王座。赤い着物がひときわ光彩を放っていました。

写真・中は、就位状を贈った将棋連盟会長の谷川浩司九段と並んだ光景。

ちなみに写真・上の掛け軸に「リコー杯女流王座戦」と揮毫したのは、人気女流書道家の紫舟(NHK大河ドラマ『龍馬伝』などの題字を書きました)さんです。

私は女流王座の就位式に初めて出席しました。会場は関係者と将棋ファンでいっぱいで、着飾った女流棋士と女性ファンの姿が目立っていました。

写真・下は、「将棋界の貴公子」のような存在である中村太地六段を囲んで写真に収まる女性ファンたち。

最近は就位式や将棋イベントなどで、女性の姿は珍しくありません。この日は20人ほどの女性ファンが一緒に参加しました。その1人(前日に東京の将棋会館で行われたA級順位戦8回戦の解説会にも行ったそうです)の話によると、高橋和女流三段が主宰する女性将棋教室「Shogiotome」の会員たちとのことです。

こうした20代・30代の「将棋乙女」たちは、主に漫画『3月のライオン』を読んだのをきっかけに将棋に興味を持ったそうです。指したいときに教室に集まり、メールで情報を連絡し合ってイベントに積極的に参加しています。こんなネットワークがあれば、女性ファンが陥りがちな孤独感がなくて楽しそうですね。

山登りが好きな女性を「山ガール」、囲碁が好きな女性を「石ガール」と呼ぶそうです。それと同じように、将棋が好きな女性を「駒ガール」と呼ぶと、「こわがーる」と聞こえてしまいそうです。「将棋乙女」はなかなかいいネーミングだと思います。

里見女流王座への花束贈呈は高橋女流三段でした。里見が小学生時代に2枚落ちで教えたことがあり、「詰将棋を解くのを日課にしなさい」とアドバイスしたエピソードがありました。

閉会の挨拶は、女流棋士会長の矢内理絵子四段がしました。女流棋戦の就位式らしい華やかな雰囲気でした。

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コメント

『NHK杯将棋本戦』についてお聞きしたいのですが…
1988年の7月か8月に放映されました『第38回NHK杯将棋一回戦』の「田丸昇先生」対「宮田利男先生」の棋譜か動画を見たく、『将棋の棋譜でーたべーす』で調べてみましたが上記の対戦棋譜は載っていませんでした。
見たのは中学生の頃でしたが、その対戦は今でも鮮明に覚えています。勝者は田丸先生でしたが、ほとんど受けをしませんでした。解説者はどなたか忘れましたが「これはさすがに受けるでしょう」という時ですら受けず、解説がことごとく外れていました。解説者は半ばヤケになり、苦笑いして困っていた記憶があります。そのくらい無茶苦茶?で衝撃的な内容でした。守りは一切考えず、とにかく攻めまくられていました。かなり「つっぱった」将棋でしたが…結局勝たれましたし、とても気持ち良かったのを覚えています。田丸先生自身も感想戦で「マネしないで…」みたいな事を言われていた様に思います。
今にいたって覚えているその将棋を…今一度、大人の目で見てみたいです。
分かりましたら、その時の解説者もお教えください。
ご存知の方がいらっしゃいましたらよろしくお願い致します。

投稿: たけと | 2014年2月22日 (土) 15時36分

こんにちわ。久々の投稿です。
里見さんは五冠から一気にタイトル戦3連敗し二冠になってましたので「このまま無冠か?」と、要らぬ心配をしてしまいましたが、よくぞ持ち直した、と思います。もっとも一流と呼ばれる人は引きずらないものだ、と改めて思いました。

就位式の写真で、中村太地六段を込む女性達・・・ちょうど20年前羽生先生が公文式のCMに出て、『追っかけ』が発生したころを思い出しました。
あの時生まれた、もしくは幼かった女の子達が、こうした行動を採るのですから、時間の流れは早いですね。

・・・ひとつ先生や皆様にお知らせしておきたいことがありますが、『将棋乙女』は、皆が皆、就位式やイベントには来ません。
もし来ていたとしても、それは東京をはじめとする関東圏だけの話で、関西には『将棋乙女』の姿はありません。

現に2月2日の駒桜イベント(関西将棋会館)2月9日の兵庫県明石市の将棋イベントでは、私(40代前半)より年上の男性ばかりでした。
若い男性など数人で、女性はその男性の『連れ』ばかりでした。
この調子で行けば、来る3月21日(祝日)『連盟90周年記念イベント・イン神戸ハーバーランド』では、同じような状態でしょうね。
関東では3月30日(日)池上本門寺でおこなわれるそうですが、さて『将棋乙女』はどれだけ来るのでしょうか?
田丸先生、そのイベントのレポートもこのHPでお願いします。

ちなみに『囲碁ガール』は、どんなおじさん(私を含む)相手でも『よろしくお願いします』と、ニコニコしながら対局を申し込んできます。
『将棋乙女』にもこのような『勇気と行動力』を期待しています。


投稿: S.H | 2014年2月23日 (日) 15時15分

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