将棋棋士 田丸昇の と金 横歩き

2013年11月 6日 (水)

竜王戦(渡辺―森内)第3局・1日目の11月7日に「ニコニコ生放送」で解説者を務めます

第26期竜王戦(渡辺明竜王―森内俊之名人)7番勝負は、挑戦者の森内が2連勝する出だしとなりました。

竜王戦10連覇をめざす渡辺に赤ランプが灯っています。ただ過去の竜王戦では、渡辺は最初に2連敗してから逆転防衛したことが2回あります。そんなわけで竜王戦の勝負の行方はまだわかりません。とくに2008年(平成20年)の第21期竜王戦(渡辺竜王―羽生善治名人)7番勝負は、渡辺は羽生に3連敗してから4連勝して将棋史に残る大逆転防衛を果たし、渡辺は「永世竜王」位を取得しました。

この渡辺―羽生の竜王戦は5年前のことですが、今でも強烈な印象が残っています。私も第7局のネット中継を見て名勝負に興奮したものです。ちなみに第7局だけで、ネット中継へのアクセス数が1200万にも達したそうです。

森内は過去のタイトル戦(7番勝負)で、最初に2連勝したことが6回あります。いずれも結果は勝ち切って、タイトルを防衛または奪取しました。今年の第71期名人戦(森内名人―羽生三冠)7番勝負も、森内は○○●○○(4勝1敗)という結果で名人位を防衛しました。

つまり今期の竜王戦は、「渡辺は2連敗でも逆転勝ちした」「森内は2連勝から勝ち切った」という2つの前例のどちらかが覆る結果になるのです。それだけに第3局の勝負が大いに注目されます。

私は竜王戦第3局・1日目の11月7日に「ニコニコ生放送」で解説者を務めます。聞き手は上田初美女流三段です。

私は今年の名人戦第3局でもニコニコ生放送に出演しました。そして解説の合間に、「名人戦の記録」「森内・羽生のエピソード」「名人戦の雑学」というテーマで、盤外の話をいろいろと紹介しました。1日目は盤上の動きが少ないので、視聴者にはとても好評だったようです。

竜王戦第3局でも、「渡辺―森内の勝負」「渡辺・森内のエピソード」「竜王戦の雑学」というテーマで、盤外の話を盛り込むつもりです。

私は10月から11月にかけて用事が立て込んだので、ブログの更新が滞ってしまいました。11月中旬以降は更新の回数を多くできると思います。また、ぜひ紹介したい話がいろいろとあります。楽しみにしてください。

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コメント

 ニコニコ生放送、お疲れ様でした!

 指し手がなかなか進まない時間がありましたが
 田丸先生の機転で色々な話が聞けて、飽きずに楽しく拝見しました。

 長時間を見事に生かした、視聴者へのサービス精神は立派です。

 最近、表情が明るく充実されていますね。
 

投稿: フライドポテト | 2013年11月 7日 (木) 22時26分

先日の竜王戦ニコ生解説を満喫させて頂きました。たいへん勉強になりました。
最後に言及があった、山田道美九段の息子さんのお話、翌日に森下九段から続きを伺いましたが、心が温まりました。

投稿: オヤジ | 2013年11月10日 (日) 20時04分

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