田丸が対局で用いる自筆の扇子の文言は「昇竜飛天」
謹賀新年。今年もこのブログのご愛読をお願いします。
今年の干支は「タツ」(辰・竜)。その竜とは、中国では古来から神聖視されている巨大な想像上の動物です。天に昇って雲を起こしたり雨を呼んだり、蛇の形をした稲妻を放つと云われています。また、中国の皇帝の象徴とされています。日本でも天皇の顔の尊敬語として「竜顔」という言葉があります。
手元の漢和辞典で竜の字を調べてみると、立派または勢いがあるという意味になる言葉が数多くありました。
「竜神」(水の神)、「昇竜」(天に昇って行く竜)、「竜虎」(優れた人物)、「竜鳳」(優れた人相)、「竜門」(人望が高い人)、「竜女」(賢い女)、「竜文」(有望な子ども)、「竜馬」(優れた馬)、「竜光」(名刀の光)、「竜飛」(英雄が機会を得て立ち上がる)、「登竜門」(立身出世につながる関門)など。
写真は、田丸が20年前から対局で用いている自筆の扇子。「昇竜飛天」(しょうりゅう・ひてん)の文言は私の造語で、昇り竜が天を飛んでいるという意味です。勢いが良い様を表していて、そんな将棋を指したいという思いが込められています。また4字の中に、私の名前と2つの駒が入っています。
タツ年の年男・年女の棋士たちは、次のとおりです(年齢は今年の誕生日時点)。
72歳は、加藤一二三九段、関根紀代子女流六段。60歳は、宮田利男七段、森信雄七段。48歳は、塚田泰明九段、井上慶太九段、中田宏樹八段、富岡英作八段、浦野真彦七段、櫛田陽一六段、長沢千和子女流四段。36歳は、小林裕士七段、田村康介六段、高橋和女流三段。24歳は、佐藤天彦六段、糸谷哲郎五段、稲葉陽五段、中村太地五段、牧野光則四段、上田初美女王、井道千尋女流初段、などです。
なお名前に竜の字がつく棋士は意外に少なく、菅井竜也五段だけでした。
将棋を愛好したり関連するタツ年の著名人には、作家でタレントの志茂田景樹さん(72歳)、演歌歌手の鳥羽一郎さん(60歳)、元プロ野球選手で参議院議員の石井浩郎さん(48歳)、NHKの将棋ドラマ「ふたりっ子」で主演した女優の岩崎ひろみさん(36歳)などがいます。
昨年は10月以降、私の個人的な事情でブログの更新が滞ってしまいました。今年は従来のように、定期的な更新に努めます。よろしくお願いします。
次回は、田丸の新刊書「実録 名人戦秘話」へのコメントについて。
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