将棋棋士 田丸昇の と金 横歩き

2010年1月11日 (月)

最近のコメントについて説明します

『わいるどる』さんは「棋士の人数が増えた現在では、昔と昇級の難易度が違うのでしょうね」とのコメント。私が四段に昇段して棋士になった1972年、現役棋士の人数はわずか77人でした。現在、現役棋士は2倍以上の161人に増えています。そのうちフリークラス棋士を除く順位戦参加棋士(名人も含む)は123人。とくにC級2組は若手棋士であふれ、72年の17人と比べて44人と3倍近いです。競争率が高いので、有望な若手棋士でも順調に昇級できない時代になっています。

『穂高』さんは「田丸さんの人柄にぴったりな、落ち着いて暖かな雰囲気が伝わってきます」とのコメント。今後も自分の持ち味を出したブログにしたいと思っています。

『ヒゴマツ』さんは「最近気になることは対局中の食事です。対局者はやはり頭にいい食事などを考えるのでしょうか」とのコメント。これは核心をつく質問です。じつは対局中の食事は、勝負にも影響する大事な問題なのです。いずれ、このブログのテーマにするつもりです。なお私は、今週発売の「週刊将棋」(1月13日号)の「丸の眼」というコラムで、対局中の食事について書きました。一流棋士ほど食欲が旺盛で、中には大食漢で有名な棋士もいて、そのメニューに驚きます。よかったら読んでください。

『booby』さんは「私は田丸先生の本と棋譜をメインに勉強しています。大変わかりやすい文章で、狙い筋を理解しやすい良書だと感じます」とのコメント。私の著書を読んで参考になったそうで、著者としてとてもうれしく思います。ありがとうございました。私はこれまで多くの棋書を出版し、いずれも内容には自信を持っています。ただ残念ながら、再版は今のところ未定です。

『ガスパル』さんは「将棋界が身近に感じられるようになりました」とのコメント。私はこのブログで、プロ野球に例えれば、現役選手がグラウンドの様子やベンチの裏話を、わかりやすく現場レポートする形にしたいと思っています。その意味で、このコメントは自分の思いが通ったようです。

『オンラインブログ検定』さんは「初めてプロの先生と対局したのが、新宿将棋センターで二枚落ちで田丸八段で大変印象に残っています。昭和47年頃です」とのコメント。かつて新宿将棋センターは何百人もの入場者がいて、日本で最も賑わっていました。私はそこで月に1回、指導対局を務め、多い日は10局以上も指しました。その時期は1975年から89年までの15年間で、昭和47年(1972年)ではありません。歌舞伎町にあった新宿将棋センターは、今は西口のほうに移転して規模も縮小しています。ネット将棋の影響によって、対面で指す人が減っている現実があります。

今回は、最近のコメントの内容について説明しました。今後も、みなさんのコメントをお待ちしています。

次回は、左記の「お好み将棋道場」での模様と結果。

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コメント

競争率の問題でC2クラスから上がるのが困難になってますね。

将棋道場はガラは悪いイメージがあり行きたくないですね、行ったことないですし。

お好み将棋対局の田丸さんの銀冠で玉頭を守る指し方は、
優れていると思いました。

投稿: わいるどる | 2010年1月11日 (月) 12時24分

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